わかったつもりになれる！液晶タブレットの選び方
最近は液晶タブレットが安い価格で買えるようになりました。
ペンタプから買い換えを検討してる人も増えてたのではないでしょうか？
今回はわかったつもりになれる液晶タブレットの選び方を紹介します！
この記事のポイント
- 大きさ 14~16インチ
- 色再現度は高性能
- 反応速度は高速
- 液晶の隙間は少なく
- 斜め検知機能は有
液タブってWacomが良いの？
ペンタプ・液タブ業界はWacomという有名なメーカーがあります。
安定ですが、高価格帯です
Wacomは安心安定の性能ですが、特に液タブは0が一個多かったりします・・・
最近の液タブはWacom以外でも良い製品が出てるので、選び方を紹介します。
ポイントは5点
選び方のポイントは5点です。
選び方ポイント
- 液晶タブレットの大きさ
- 液晶タブレットの色再現度
- 液晶タブレットの反応速度
- 液晶タブレットの隙間
- 斜め検知機能
この5点を抑えれば、良い液晶タブレットは買えます！
大きさは普通でOK
テレビなどで漫画家さんの家で巨大な液晶タブレットが置いてある映像が流れますが
もっと小さくても十分です！
14~16インチ
具体的なサイズは14~16インチをおすすめします。
14~16インチはcmにすると以下です。
幅 31cm~35cm
高さ 17cm~20cm
なにを描くのにもバランスが取れている大きさなので
小さすぎてつらい！とか大きすぎて手が疲れる！とかはおきにくいです。
色再現度は「だれ向け」かで変わる
液晶タブレットを購入する時に大切なのは、色再現度です。
色再現度という言葉を聞いたことが無い方も多いと思うので、簡単に説明します。
色再現度ってなに？
色再現度は文字通り、色をどこまで再現できるかです。
液晶は現実世界の色を再現できません。
すると、現実世界の色をどこまで再現できるかが問題になってきます。
その再現度を数値で表したのが色再現度です。
高性能がいいの？
色再現の厄介なところは高性能＝良いというわけではありません。
性能の差によって以下の違いがあります。
高性能の製品特徴
- 現実に近い色を再現できるから、印刷物に強い
- 色再現度が普通のモニターだと、色が薄く見える
普通の製品特徴
- 一般的なモニターに適した色合いで公開できる
- 印刷物に弱い
重要なのはどこで、だれに公開するかです。
最近は色再現が高いスマホも増えてきているので、個人的には迷ったら高性能をおすすめします。
製品の説明では以下の基準で選んでください。
- 高性能はAdobe RGB or NTSCと書かれている場所が90%前後ならOK
- 普通はsRGB と書かれている場所が100% or 記載無しならOK
反応が悪いとストレス大
反応速度も液晶タブレットを買うときには大事なポイントです。
パソコンやスマホを操作していると、反応が遅れてることありませんか？
反応速度が遅いと液晶タブレットではそれがずっと発生します。
特に絵を描くときは反応速度が早くないと描けないレベルになるので、それなりの速度が要求されます。
20ms以上がおすすめ
反応速度は20msあれば十分です。
製品の説明では以下のように書かれてます。
- 応答速度 20ms
- レポートレート 200RPS
液晶の隙間が違和感を生みます
スマホやタブレットにはガラス、プラスチックの実際に**触る面と発光部品の間に隙間**があります。
隙間があると、タッチする時にわずかなズレが発生します。
なので、なるべく液晶の隙間はないのが理想です。
ラミネーション加工
ズレは解消できる技術があり、ラミネーション加工という表示があればズレは発生しないです。
- ラミネーション
- フルラミネーション
上記のような記載がある製品を買いましょう。
斜め検知はリアル志向な方
斜め検知機能はペンタプでもあるのでご存知の方は多いのではないでしょうか？
ペンを斜めに入れて描くと、実際に斜めに描いたように描ける機能です。
あると便利
それなりのスペック。特に液晶タブレットでは搭載されていることが多いので、有り無しはあまり気にしなくても良いと思います。
オススメ液晶タブレット
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 大きさ | 15.6インチ |
| 表示形式 | IPS |
| 解像度 | フルHD |
| 色の再現度 | NTSC 88% |
| 反応速度 | 14ms |
| ラミネーション加工 | ◯ |
| 斜め検知 | ◯ |
15.6インチ、NTSC 88%、反応速度 14ms、ラミネーション加工有りと条件を満たしてます。
この製品は実際筆者も購入し使用しているのでオススメです。
まとめ
以上、今回は液晶タブレットの選び方について紹介しました。
まとめ
- 大きさは？
- 14~16インチ
- 色域は？
- Adobe RGB or NTSC 90% 前後
- 反応速度は？
- 20ms以上
- 液晶の隙間は？
- ラミネーション加工有り
- 斜め検知は？
- あると便利
液晶タブレットは求められる技術が特殊なので、選び方は難しいですが重要なポイントのみをピックアップしました。
イラストモニターの選び方も紹介しているので、興味がある方は読んでみてください！