HDDとSSDの違いって?オススメの使い分けも解説!
HDDとSSDの違いがよくわからない。
最近古いパソコンの動作が遅い。
そんな方に向けてこの記事はHDD、SSDの違いとオススメの使い分けを解説します!
この記事のポイント
- SSD:OSなど、よく使う用
- HDD:画像、動画用
HDDとSSDの違い
HDDとSSDの主な違いは表のとおりです。
HDD | SSD | |
---|---|---|
読み書き速度 | 遅い | 早い |
容量 | 大きい | 少ない |
価格 | 安い | 高い |
読み書き速度
読み書き速度はデータの保存時間に影響します。
データの保存時間とは
- ダウンロード
- 別ディスクに移動
- 削除
の3つです。
SSDは上記の作業が早く、HDDは遅いです。
SSDはHDDの約3倍速くなります。
容量
容量は〇〇GB、〇TBなどデータがどれだけ保存できるかを表しています。
HDDは容量が大きく、SSDは少ない傾向があります。
価格
値段は容量と比例します。
HDDとSSDが同じ容量なら
HDDは値段が安く、SSDの方が高くなります。
HDD
ここからは各種類の詳しい特徴を解説します。
ディスクにデータを保存
HDDは上記画像のとおり、CDディスクが何枚も重なったような構造です。
実際読み書きもディスクにデータを保存しています。
ディスクに保存しているため以下の特徴があります。
- 音が鳴る
- 衝撃に弱い
- 重量が重い
音が鳴る
ディスクに読み書きするため、読み書き時に音が鳴ります。
衝撃に弱い
CDなどは表面を傷つけるとデータが読み込めなくなるので
衝撃で表面が傷つくと、読み込めなくなる可能性があります。
重量が重い
ディスクを何枚も重ね、耐衝撃の加工をしているので重量が重くなります。
低価格
HDDの構造はシンプルなため、低価格で生産できます。
ですので容量を増やしても普及帯の価格で収まります。
読み書き遅い
ディスクに読み書きしている構造上、回転数が重要になってきます。
ディスクは回転数=読み書き速度と物理的な影響がでてきます。
なのでHDDはSSDと比べ読み書きが遅くなります。
SSD
SSDは上記画像のとおり、パソコンの中に入っている板だと思ってください。
実際のSSDは、もう少し下の画像です。
半導体にデータを保存
SSDは半導体と呼ばれるパーツで作られています。
※上記画像の黒いパーツです。
半導体は電気量の違いによってデータを保存します。
※電気オン、電気オフ = 1、0でデータを作ってます。
半導体の特性上、SSDは以下の特徴を持っています。
- 音が鳴らない
- 衝撃に強い
- 重量が軽い
音が鳴らない
電気のオン、オフで保存しているため音が鳴りません。
衝撃に強い
ディスクは表面が傷つくとダメですが
SSDは表面をひどく傷つけなければ動作するので、衝撃に強いです。
重量が軽い
半導体なので重量が軽いです。
なのでSSDは軽量な保存方法になります。
中~高価格
SSDはHDDと比べ生産工程が複雑なため、自然と価格が上がります。
最近は大量生産されているため価格が下がってきてますが、HDDと比べると高価です。
読み書きが早い
電気のオン、オフで保存しているためHDDと比べると読み書きが圧倒的に早くなります。
個人的な体感ですが、10倍は速くなったと感じる程速くなります。
HDD、SSDオススメの使い分け
SSDの方が性能が良く、予算が無限であればSSDでOKですが
各特徴を生かして用途別に使い分けましょう
SSDはよく使うソフト用
SSDは読み書きが速いので、よく使うソフトを保存しましょう。
特にOSはパソコンの起動が数秒で終わるので特にオススメです。
数百GBで十分ですが、ゲームする人は1TBをオススメします。
HDDは画像、動画用
HDDは読み書きが遅く、価格が安いので大きなデータを保存するのに適しています。
SSDで保存しないソフトや、動画、画像をオススメします。
まとめ
以上、今回はHDD、SSDの違いとオススメの使い分けについて解説しました。
まとめ
- HDD
- 読み書きが遅い分、安価
- SSD
- 読み書きが早いけど、高価
- 使い分け
- SSD:OSなど、よく使う用
- HDD:画像、動画用
古いパソコンでもOSをSSDに換装すれば、体感できるほどパソコンの起動が早くなるのでオススメです!!