わかったつもりになれる!HDMIケーブルの選び方 3点
もっと長いHDMIが欲しい。追加で欲しい。映像がキレイに映らないという方に向けて
HDMIの選び方を紹介します。
この記事のポイント
- 長さは1~3m
- 端子は通常タイプ
- 規格はVer.2.0a
HDMIケーブルのポイント
HDMIケーブルの選び方のポイントは3点です。
選び方ポイント
- 長さ
- 端子
- 規格
4K映像以外の方は長さと端子のみでOKです。
長さは余裕を持って
ケーブル類はなるべく短くしたいですよね。
ギリギリを攻めると私のように延長ケーブルを購入するハメになるので
配置場所と相談して余裕を持って購入しましょう。
以下に簡単な基準を書いているので参考にしてください。
常設の場合
常設の場合は入出力先が配線等の関係で遠回りするので、長めを選択しましょう。
具体的には通常のデスクであれば2~3mでOKです。
一時的な場合
ノートパソコンで一時的に使うなどは入出力先が近い傾向があるので、短めで大丈夫です。
具体的には通常のデスクであれば1~2mでOKです。
USBと同様HDMIにも種類があります
念のため気をつたいのが、HDMI端子です。
ノートパソコンとモニターなどを繋ぐ場合に両方の端子タイプを確認しましょう。
mini端子に注意
通常の端子がない場合、他に3種類可能性があります。
- displayport
- USB TypeC
- miniHDMI
displayportかUSB TypeCのケースがほとんどなので
両端の端子を確認してからケーブルを購入してください。
規格を間違えると性能を発揮できません
通常HDMIは端子、長さで選べば大丈夫ですが
超高画質でみたい場合は気をつけて選ばないといけません。
以下にケース分けしたので自分がどこに該当するかチェックしてみてください。
4K、HDRで映したい方
4K、HDR出力の場合、正しく表示できるHDMIケーブルは限られます。
規格名 | 4K | HDR | 別名 |
---|---|---|---|
Ver.2.0a~ | ◎ | ◯ | プレミアムハイスピード |
Ver.2.0a以上の規格のみHDR対応です。
プレミアムハイスピードと書かれている製品もありますが、HDR対応と明記されているか確認しましょう。
プレミアムハイスピード内にVerが2つあり、aが付いてないVer2.0はHDR非対応です。
4Kで映したい方
4Kの場合、正しく表示できるHDMIケーブルは少し多いです。
規格名 | 4K | HDR | 別名 |
---|---|---|---|
Ver.2.0a~ | ◎ | ◯ | プレミアムハイスピード |
Ver.2.0 | ◎ | ✕ | プレミアムハイスピード |
Ver.1.4 | ◯ | ✕ | ハイスピード |
Ver.1.4以上が対応してますが、Ver.2.0をおすすめします。
Ver.1.4とVer.2.0の違いは、動きのなめらかさに影響します。
Ver.2.0はなめらかな動きまで対応してます。
それ以外の方
4K、HDRを使用しない方は長さ、端子で選んでしまって大丈夫です。
将来的に使用予定がある場合、値段も大きく変わらないので最新規格を購入しても良いと思います。
一覧表
最後に規格の特徴を一覧で表にします。
規格名 | 4K | HDR | 別名 |
---|---|---|---|
Ver.2.0a~ | ◎ | ◯ | プレミアムハイスピード |
Ver.2.0 | ◎ | ✕ | プレミアムハイスピード |
Ver.1.4 | ◯ | ✕ | ハイスピード |
~Ver.1.3 | ✕ | ✕ | ハイスピード |
まとめ
以上、今回はHDMIケーブルの選び方について紹介しました。
まとめ
- 長さは?
- 常設:2~3m
- それ以外:1~2m
- 端子は?
- 基本通常タイプでOK
- 規格は?
- 4K、HDRで映したい方:Ver.2.0a
- 4Kで映したい方:Ver.2.0
- それ以外の方:基本通常タイプでOK
超高画質で視聴する場合、HDMI端子で性能を活かせないこともあるので注意しましょう!