デザイン思考とそれを活かした仕事の仕方
デザイン思考とは?
今回は最近仕事で生かしているデザイン思考について自分なりの解釈も含め説明していきます。
デザイン思考はデザイナーが創造するときに用いる考え方であり、他の分野でも応用できるのではないかという発想から誕生した問題解決のアプローチ法です。
理論や数字を重視し「問題を解決する考え方」をする論理的思考と比べ
デザイン思考は共感や感情を重視して「真の問題を探索する考え方」と言えます
例として初めて車を創造したフォードは、ユーザーから「速い馬が欲しい」と要求が来た時に、馬という固定概念「移動」という概念に変換し車を造りました。
このようにデザイン思考は提示された問題に囚われず、真の問題を探索する思考方法です。
デザイン思考方法
この独特の思考は問題解決に発散収束のパターンを用いる。これをダブルダイヤモンドモデルと呼びます。
このプロセスは四つの段階に分けられられます。
- 正しい問題を見つける発散、収束のフェーズ「探索」と「定義」
- 正しい解決策を見つける発散、収束のフェーズ「展開」と「提供」
この 4 段階を高速に繰り返すことにより、製品の精度を高めていきます。
正しい問題を見つける発散
探索
探索フェーズはデザイン思考の核となる「真の問題を探索する考え方」で一番大事にしているフェーズ。
実際に使用するユーザーを観察したり、インタビューを行うことで「ニーズを探索します」
- なぜその操作(行動)を行ったのか?
- サービスを触る前後の心理状態(感情)はどうだったか?
- etc…
上記の問いかけにより問題の発散を行います。
当たり前で言わなくても良いこと~奇抜で突飛なことまで、薄く広く考えましょう。
定義
探索で多くの仮説を立てたなら、問題を絞り込んでいきます。
- 最もユーザーが思っている問題はナニか?
- 根本的な原因、要因の抽象化
上記の他にマーケティング、営業の視点からも考え、多視点から収束させましょう。
正しい解決策を見つける発散
ここからは通常の論理的思考に近いです。
問題解決のアイディアについて注意点だけ記述します。
- アイディアは多ければ多いだけ良い
- 当たり前のことを質問しよう
- 早期の決定(固執)は危険
- アイディアを否定しない
デザイン思考のデメリット
時間とコストがかかる
プロセスの特性上、時間とコストがかかります。
特にビジネスとしての製品開発は時間の成約がある以上、予めタイムリミットを立てた上で行うのが良いです。
デザイン思考が実践にしくい
ユーザー視点と共感が最も肝で、ユーザー視点は訓練が必要になってきます。
またアイディアの創出もその次に重要なので、発想力が求められます。
ちょっとした改善には不向き
真の問題を探るデザイン思考は「全く新しいソリューションを生み出しやすい」ので。ちょっとした改善にはコスパの面から考え不利です
実際に用いるためには
ユーザー視点、共感、アイディア創出の点から今すぐにデザイン思考を十分に行うのは難しいです。
そこでデザイン思考をエッセンスを抽出し、普段の働き方に加えられる思考方法について考えました。
デザイン思考でいいたいこと
核となる考えは「真の問題を探索する考え方」つまり言い換えると、提示された問題について一歩引いて考えてみましょう。これが最も主張したいこと思われます。
ユーザー視点が最も効果的ですが、ユーザー視点に囚われず物事に存在する背景を想像することでも、別視点から物事について考えられるので良いかも?とデザイン思考は訴えていそうです。
ユーザー視点
ユーザー視点を鍛えるためには、自分が普段使い慣れている類似商品を実際に触ってみるのが良いでし。
使い慣れている製品と違う点に気付き、比較ができる。それがユーザー視点の第一歩になります。
ミクロデザイン思考
デザイン思考を全面に押し出して勧めず、ポイントポイントで思考方法を活用することもできます。
ミーティングのいち議題について、そもそもその議題は正しいのか?議題が局所的なコトになっていないか?など小さい範囲から練習も兼ねて行っていくと、ミーティングも良い方向に進みスキルアップにも繋がります。