DisplayPort?HDMI?その他、各種類の違いについて解説!
モニターやPCに映像端子がいっぱいあるけど、どれを挿せばいいかわからない。
DisplayPort?HDMI?違いを知りたい。
という方に向けて、この記事は映像端子の種類とその違いについて解説します。
この記事のポイント
- とりあえず悩んだらHDMI
- 超高解像度、ゲーム用はバージョンに注意
映像端子の種類
一般的に普及されてる映像端子は大きく分けて5種類あります。
映像端子
- HDMI
- DisplayPort
- USB Type-C
- DVI
- VGA(D-Sub)
今回はこの5種類について違いをみていきます。
今後のおすすめは?
上記5種類の中で最もオススメな端子はHDMIです!
HDMIは最も普及している端子で、性能も十分なので迷ったらHDMIでOKです。
高画質でFPSなどのゲームをしたい方はリフレッシュレートが高いDisplayPortをオススメします。
HDMI
HDMIは台形に似ている形をした端子です。
今、最もスタンダードな端子
テレビやモニター、ゲーム機にも端子があるので馴染みがあるのではないでしょうか?
HDMIは現在、最も普及している端子です。
音声通信対応
普通過ぎるので意識しないですが、映像の他に音声も通信可能です。
最大8chまで対応可能で、DOLBYシリーズやDTSシリーズに対応しています。
特にDOLBYシリーズなどの音声規格は、音声専用端子S/PDIFでは不可なので強力なメリットです。
Verによって性能に違いあり
HDMIは紛らわしい面もあります。
それはHDMI自体のバージョンによって性能に差があることです。
以下の表が各バージョンによる性能差です。
Ver | 1.2 | 1.4 | 2.0a | 2.1 |
---|---|---|---|---|
解像度 | FHD | 4K | 4K | 10K |
HDR | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ |
Hz(FHD) | 60 Hz | 120 Hz | 240 Hz | 240 Hz |
Hz(4K) | - | 30 Hz | 60 Hz | 240 Hz |
主な違いは解像度とHDR対応かどうかなので、超高解像度を見ない限りはバージョンは気にしなくてOKです。
HDMIは専用に別記事を書いてます。
もっと詳しく知りたい方は参考にしてください。
DisplayPort
DisplayPortは右側のみ台形状になっている端子です。
グラボのスタンダード端子
DisplayPortはグラボやMacに搭載されているので、HDMIと比べ珍しいです。
HDMIより最近登場した規格なので近年普及し始めた端子になります。
超!高解像度に対応
DisplayPortは超高解像度を意識した端子です。
なので古いDisplayPortでも4Kには対応してますし、処理の都合上リフレッシュレートが高いです。
Verによって性能に違いあり
DisplayPortもバージョンによって性能に差があります。
Ver | 1.2 | 1.4 |
---|---|---|
解像度 | 5K | 8K |
HDR | ✕ | ◯ |
Hz(FHD) | 240 Hz | 240 Hz |
Hz(4K) | 60 Hz | 120 Hz |
HDMIに比べるとバージョン間で差は少ないで、迷わず買えるのがメリットです。
HDMIと比べると弱い・・・
DisplayPortはHDMIと比べると負けてる点が何個もあります。
Bad...
- 解像度、Hz共に最新のHDMIに比べると負けている
- HDMIのが普及率が高い
- DisplayPortは電源を切るとパソコンがとの接続が切れる
特に一番下のDisplayPortは電源を切るとパソコンとの接続が切れるはパソコンユーザーは影響があります。
PCとの接続が切れるとは、パソコンの電源を切るとディスプレイの配置がリセットされます。
アイコンの配置もリセットされるので、デメリットになる人もいると思います。
DisplayPortで接続する人は気をつけてください。
USB Type-C
USB Type-Cは長方形の角が丸い形をした端子です。
USBのスタンダードになる端子
USB Type-Cで一部の機種は映像も映すことができます。
給電も行える
USB Type-Cで映すメリットは同時に給電できる可能性もあるということです。
ケーブルを減らしたい人にはオススメの端子です。
端末によって大きく左右
デメリットとしてはUSB Type-Cは映像端子として設計されていないため、接続端末によってどこまでの性能が出せるか未知数です。
各製品ごとのスペック表を見ないと判断が難しいのが現状です。
DVI
DVIは長方形の端子です。
※DVIだけ、いらすとや様になかったので実写写真です笑
Windows系デスクトップパソコンだとまだDVI端子がついている製品も多いです。
デジタル通信の先駆け
DVI端子は最も早く普及したデジタル映像の通信端子です。
なので最大性能は低いですが、オフィス用で使うのなら問題ないです。
FHDまで基本対応
DVIはFHDまで対応しています。
一部製品はFHD以上に対応してますが、4Kまでは対応してません。
VGA(D-Sub)
VGAはかなり昔の端子です。
最近のパソコン、モニターはまず付いてません。
昔のスタンダード端子
2000年代辺りはVGAが普及していたので、その時期のパソコンで主に使われています。
アナログ通信
VGAは今までの端子と違い、アナログ通信形式なので解像度は640x480とかなり低いです。
「昔はこういう端子があったんだな」という認識で大丈夫です。
まとめ
以上、今回は映像端子の種類とその違いについて紹介しました。
まとめ
- HDMIが最もオススメ
- 次点でDisplayPort
- 超高解像度、ゲーム用はバージョンに注意
最新型のHDMIケーブルを買っておけばかなり長持ちするので、迷うならVer2.1のHDMIケーブルでOKです!