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SDカード規格の種類を解説!microSDカードの選び方

SDカード規格の種類を解説!microSDカードの選び方

目次
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カメラやGopro、スマホなどでmicroSDカードを使っている時、表面の文字が気になったことはありますか?
SDカードには容量の他にも「差」があります。

今回はSDカードに書いてある規格の種類解説と選び方を解説します。

この記事のポイント

  • 容量が一番大事
  • 動画、写真向けのSDカードが存在する

microSDカード規格の種類

まずはmicroSDカードに書かれている内容を見てみましょう。

microSDカード規格種類
  1. 容量
  2. SD規格
  3. スピードクラス
  4. UHSスピードクラス
  5. ビデオスピードクラス
  6. アプリケーションパフォーマンスクラス
  7. バスインターフェーススピード

実はこのようにメーカー以外にも7種類程、情報が書かれてます。

上から順に解説します。

容量

容量

容量は保存容量を示しています。

市場に出回ってるメジャーな容量は以下の7種類です。

  • 16GB未満
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB

容量がたくさんあれば良いですが、使用用途によっておすすめの容量が変わります。

SD規格

SD規格

SD規格は端的にいうと容量を表しています。

XXGBと表示されているのと何が違うか?
それは対応機器の有無です。

SD → HC → XC とバージョンアップしていきますが
より最新の規格は古い機器に差し込んでも機能しません。

しかし2010年代頃からXCに対応している機器が増えているので現在は気にしなくて良い箇所です。

2GB未満 4GB-32GB 64GB-2TB
SD 対応 対応 対応
HC 非対応 対応 対応
XC 非対応 非対応 対応

スピードクラス

スピードクラス

スピードクラスは最低書き込み速度を表しています。
2,4,6,10と種類があり、数字がそのまま書き込み速度となっています。

  • Class2:最低2MB/s
  • Class4:最低4MB/s
  • Class6:最低6MB/s
  • Class10:最低10MB/s

こちらも数字が大きければ大きい程良い製品です。

UHSスピードクラス

UHSスピードクラス

UHSスピードクラスはスピードクラス同様、最低書き込み速度を表しています。
スピードクラスの上位版と考えましょう。

コップの中に数字が書かれているアイコンで、1, 2とのみです。

  • 1:最低10MB/s
  • 2:最低30MB/s

こちらも数字が大きければ大きい程良い製品です。

ビデオスピードクラス

ビデオスピードクラス

ビデオスピードクラスはスピードクラス同様、最低書き込み速度を表しています。

現状最も最低書き込み速度が速い規格です。
一番良いSDカードが欲しいのであれば、書き込み速度はココを見ましょう。

アルファベット大文字のVと横に数字が書いてあるアイコンで6,10,30,60,90があります。

  • V6:最低6MB/s
  • V10:最低10MB/s
  • V30:最低30MB/s
  • V60:最低60MB/s
  • V90:最低90MB/s

こちらも数字が大きければ大きい程良い製品です。

アプリケーションパフォーマンスクラス

アプリケーションパフォーマンスクラス

アプリケーションパフォーマンスクラスはスマホの転送速度を表しています。
こちらは今までと違い書き込み速度に加え、読み込み速度も規格内です。

アルファベット大文字のAと横に数字が書いてあるアイコンで1,2があります。

  • A1:最低10MB/s
  • A2:最低10MB/s

数字が変わっても最低転送速度が変わりませんが、細かい所でA2のが勝っています。

バスインターフェーススピード

バスインターフェーススピード

バスインターフェーススピードはこれまでの規格の種類と違い、最高速度を表しています。
ローマ字でⅠⅡⅢと表記されており、こちらは読み込みと書き込み両方の転送速度です。

  • UHS-Ⅰ:最高104MB/s
  • UHS-Ⅱ:最大312MB/s
  • UHS-Ⅲ:最大624MB/s

こちらも数字が大きければ大きい程良い製品です。

用途別まとめ

ここからは用途別にどの種類の規格をみればいいのか。

おすすめのmicroSDカードを紹介します。

画像向け

画像(主にミラーレスカメラ)は容量UHSスピードクラスの2点を見ましょう。

容量は画像は他の用途と比べて少ない容量でOKです。32GBあれば十分に撮影できます。

連射時に影響が出るため、UHSスピードクラスは最大値の2が良いです。

スマホ向け

スマホ(主にAndroid)は容量アプリケーションパフォーマンスクラスの2点を見ましょう。

容量は多種多様な情報を保存するため256GBあれば安心ですが、最低限128GBが推奨です。

アプリケーションパフォーマンスクラスは、A1あれば良いです。

動画、その他向け

動画(主にビデオカメラ、Gopro)は容量ビデオスピードクラスの2点を見ましょう。

容量は沢山容量を食うので256GBあれば安心ですが、128GBでも数時間は撮影できるので最低限128GBが推奨です。

ビデオスピードクラスは録画画質によって変わりますが、V30あれば良いです。

まとめ

以上、今回はSDカード規格の種類、microSDカードの選び方について解説しました。

まとめ

  • 画像向け
    • 容量: 64GB
    • UHSスピードクラス: 2
  • スマホ向け
    • 容量: 128GB, 256GB
    • アプリケーションパフォーマンスクラス: A1
  • 動画、その他向け
    • 容量: 128GB, 256GB
    • ビデオスピードクラス: V30

自分の目的に合った製品を購入して、コスパ良く買いましょう♪

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